野球に根強く残る厳しい指導|好きな野球を嫌いになる子どもさんをみたくない!

お悩み解決

スポーツ指導者の暴言・暴力は昔から絶えません。

私も指導者から「○ね」「バ〇が」と罵詈雑言を浴びせられていました。

こうした指導はかなり減ってきているものの、まだまだ撲滅までは至っていません。

現在、スポーツトレーナーとして野球を頑張る子どもさんをサポートさせていただいております。

その中で、子どもさんや親御さんから指導者さんのの指導に関するご相談をいただくことがよくあります。

そこで今回は、いま辛い思いをしている子どもさんや子どもさんを見守る親御さんに向けて応援を含めたメッセージを送らせていただきます。

実際に行われていた悲しい指導

Aくんは当時、地域のソフトボールチームに所属していました。

Aくんは、マイペースで楽しいことが大好きな活発な子どもさんです。

チームメイトの子どもさんに話を聞くと、みんなを盛り上げてくれる子だといっていました。

そんなある日、チーム練習の状況を尋ねると・・・

「チーム練習に行きたくない」

「ソフトボールは好きなんだけど・・・」

と、何か思い悩んでいる様子でした。

かなり悩みましたが、もう少し踏み込んで「どうしたん?」と聞くと、指導者さんの暴言に心を傷つけられているようでした。

実際にAくんが言われていた暴言は、

「練習してないけダメなんじゃバカ」

「下手くそじゃけ次にエラーしたら試合に出さん」

こんな感じです。。。

(聞いているだけで辛く悲しくなってきました。)

さらに、

・全体ノックでAくんのところに打ってくれない

・試合に出してもらえない

といった罰則のようなものも行われていたそうです。

これは実際にあった指導です(指導といっていいものかも疑問です)

このような感情任せの指導がいまだに行われているのが現実です。

ありえないようなことですが実際にあった出来事です。

どうしても気になって練習を見にいきましたが、試合に出るような能力の高い子には優しく、Aくんのような体が小さく能力がそこまで高くない子に対してはぞんざいな扱いをしているように見えました。

指導者さんの中には、敢えて厳しい言葉を投げかけて奮起させるという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、その指導によって子どもさんが悲しい思いをしているなら敢えて厳しい指導をするというのは間違っています。

辞めさせて楽にしてあげたい気持ちは分かりますが。。。

Aくんのような状況を聞くと、どう考えてもこの指導者さんは間違っていますよね。

親御さんの立場としては、チームを離れて楽にさせてあげたいという気持ちが非常に強くなりますよね。

しかし、こうした苦しい状況だからこそ、子どもさんの気持ちや立場を第一に考えて寄り添ってあげることが大切です。

そうすることで、子どもさんにとってベストな選択ができるはずです。

辞めさせる決断をする前に考えるべきことが3つあります。

☑辞めさせる前に考えるべきこと

  • 仲間の存在
  • その先の進路
  • 学びを得られるかどうか

置かれた環境にもよると思いますが、私の経験上、絶対に押さえておくべきポイントをまとめてみました。

早速チェックしていきましょう。

仲間の存在

いくら辛い指導を受けていても、子どもさんが一番大事にしているものが「仲間の存在」である場合もあります。

Aくんとは何度も話をしましたが、Aくんは、

「小学校卒業まではこのチームでやりたい」

と言っていました。

Aくんの中での優先順位が辛い指導より仲間の存在が一番高いことが分かり正直かなり驚きました。

周りから見れば辞めた方が良いと思っても、まずは本人の意思を確認することが大切です。

楽にさせてあげたい気持ちは分かりますが、そこをぐっと堪えて本人の考えを受け入れてあげることが先決です。

その先の進路

現在のチームを卒業後に入る新しいチームで今のメンバーと同じチームに入る場合、気まずかったり関係性に支障をきたすことがあります。

仮にチームを変わったとします。

チームを変われば、辛い指導を受けることはなくなるかもしれません。

しかし、新チームに入ると、そのチームで新たに人下関係で悩むことがあるかもしれません。

結局のところ、どちらの選択でも必ずリスクはあります。

そのリスクを把握したうえで前向きな選択をすることが大切です。

学びをえられるかどうか

一部の厳しい指導者さんが嫌になっても、その他の指導者さんや保護者さんのサポートから学びを得られるなら、辞めない選択肢も考えられます。

チームを客観的に評価して、プラスになることがあるかを見極めることが大切です。

感情的になりやすく難しいことではありますが、一旦落ち着いて考えてみることをおすすめします。

いま厳しい指導に悩んでいる子どもさんに向けて

厳しい指導ばかりだと好きなスポーツまで嫌いになってしまうかもしれません。

悩みを一人で抱えていると、どんどん不安や悲しさが増してきます。

指導者を変えることができないとしても、仲間や家族に話を聞いてもらうことはできるはずです。

そうすることで安心感が生まれ、少しでも気持ちを落ち着かせることができるはずです。

周りに気を遣って我慢するのではなく、困ったときには周りの人たちに頼りましょう。

人は、頼られると嬉しいものですよ。

厳しい指導をみて悩む親御さんに向けて

罵詈雑言を浴びせられる子どもさんをみると居ても立っても居られないですよね。

しかし、そんな時でも子どもさんは強く戦おうとしているかもしれません。

そこで親御さんの判断だけでチームを辞めさせるとなると、子どもさんの気持ちを度外視してしまうことになるため、親子の信頼関係に傷がついてしまうかもしれません。

非常に辛く苦しいですが、まずは子どもさんの気持ちをしっかりと聞いてあげていただけると子どもさんは安心できると思います。

子どもさんの思いを聞いた上で、できる限りのサポートをしてあげると子どもさんは強く成長していけるはずです。

Aくんのように厳しい指導でもチームのみんなと頑張ることを最優先としているなら、そのチームで頑張れるように見守ってあげるのが一番のサポートになるかもしれません。

子どもさんは、大人が思っている以上に周りが見えていて冷静な判断ができています

つまり、何かを言わなくても自分の中でやるべきことを正しく選択できていることも多いです。

そのため、子どもさんと話をするときには、意見を伝えたりするだけではなく、子どもさんの気持ちや意見を受け入れてあげることも必要になります。

子どもさんは、一番心を許せる親御さんが自分の思いを受け入れてくれたらそれだけで安心できるのです。

子どもさんのタイプに合わせて意見を伝えたり、しっかりと受け入れてあげるなどの変化を加えることが大切です。

私の思い

私は小学校から高校まで野球をしてきました。

高校3年生の最後の試合で負けた時には、悔しい気持ちは全くなく、解放感しかありませんでした。

周りのメンバーが涙を流している中、

「早く帰りたい」

「野球するんじゃなかった」

こうしたネガティブな気持ちしかありませんでした。

こんな気持ちでは涙も出るはずがなく、周りに合わせて帽子で顔を隠して泣いているふりをするしかありませんでした。

こんな気持ちで野球を続けるなんて悲しすぎますよね。

僕みたいに好きな野球を楽しめない子どもさんは見たくありません。

微力ではありますが、野球経験者としてトレーナーとして一人でも多くの子どもさんをサポートしていきたいと思います。

もし僕がお役に立てることがあれば、メッセージを頂ければできる限りのお手伝いをさせていただきます。

苦しい状況の方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな時こそ助け合って頑張りましょう!

コメント

  1. Quentin より:

    I got the fuchsia and the aqua and they are both breathtaking. Love them!

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